
中国輸入ビジネス 関税 FBA直納申告方法
中国もしくは海外から日本アマゾンFBA倉庫へエアー便で直送されている方々には、
今後影響があるニュースです。
弊社は中国輸入ビジネスでアマゾンでの販売の取引先様が多いです。
船便(SHIP便)からアマゾンFBA倉庫へ直送する場合に関しては、去年から適用されていたが、今年の3月末頃から徐々にエアー便に対しても適用され始めてきた。
もう税関監査で苦労された方々もおられるかと思います。
内容としては、
海外からFBA倉庫へ直送する場合にのみ税関申告方法が変わっているという事です。
これは、アマゾンセラーの一部の業者が日本へ輸入する際の税関へのインボイス申告価格をアンダー申告(実際に仕入れした商品価格より安く申告する事)しているセラーが多く、
アンダー申告を防ぐ為の防止策。
通常の関税申告は、
商品価格(FOB価格)+国際運送費(税関が定める価格)=商品価格(CIF価格)
商品価格(CIF価格)×関税率=関税納税額 となる。
しかし、今後アマゾンFBA倉庫への直送の場合は、アマゾンのASIN番号を報告する必要になります。
アマゾンFBA倉庫直送の関税申告方法は、
アマゾン販売価格ーアマゾン販売手数料ーFBA発送手数料=インボイス申告価格。
インボイス申告価格×関税率=関税納税額 となる。
この税関申告方法だと通常の申告方法より納税額は確実に高くなる。
これは、D社の計算方法です。D社の通関部に連絡をとり確認しました。
詳しい税関への資料テンプレートをもらいました。
数社の物流会社に確認したが、物流会社によって異なる。
S社では、FBA倉庫への出荷の際はASIN番号の提出が必要。S社の方で税関申告をする。
詳細の計算方法は教えてくれなかった。
D社では、通常通り出荷。もし通関検査が必要な場合に別途資料が必要
(この資料テンプレートは入手済)
まだすべての荷物に適用していないみたいだが、今後徐々に適用の割合が増えてくるだろう。
私の4月にFBA倉庫へ出荷した実績だと、2つの送り状の荷物が税関監査を受け、実際のこの内容で税関修正申告をした。
私の方で申告した際の申告資料テンプレートを添付致しました。
商品は参考商品の為、削除して使用してください。
今後の対策として、荷物の発送が多い場合は、高い納税額を支払いするより、一度日本の倉庫や倉庫出荷代行を通して発送する方が安くなる可能性がある。
そのため、私の方では、大阪で倉庫出荷代行と契約して、FBA倉庫へ発送するというシステムを構築しております。
もうすぐシステムが出来上がる予定です。
この添付している記入の仕方や申告方法がわからない場合はお問合せ下さい。
お問合せ先
メールアドレス info@crane-fukuoka-japan.com (担当者 平(たいら))
電話番号 093-287-5578 (担当者 平(たいら))